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子供の心と病気 > ADHD(注意欠陥・多動性障害) > ADHDは何故起きるのか?

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ADHDとは

ADHDは何故起きるのか? そのメカニズムとは…

ADHDの子どもは、そうでない子どもと比較すると、注意や行動を調整している脳の領域の活動が低いと考えられています。

ADHDの原因としていろいろな可能性が推測されていますが、現段階でははっきりとしたものは掴めていません。
その中でも、もっとも多い原因は遺伝だとも言われています。
しかしこれも、どのように遺伝するのかさえも良くわかっていません。

しかし、養育条件や教師の指導など、社会的環境がADHDを引き起こさないことは、わかっています。

子どものADHDは、母親や環境のせいではないのです。

ただ、ADHDの子どもを普通の子と同じように『できない子』として叱るような環境は、時として良くない方向へ導いてしまいます。

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ADHDは何故起きるのか? 
注意欠陥・多動性障害の苦悩
ADHDの治療
学校生活はこう送る


ADHDの診断

ADHDの診断については下記に掲載されている診断基準が用いられています。

『DSM−W−TR精神疾患の診断・統計マニュアル』
米国精神医学会(APA)から刊行されたDSM-IVテキスト改訂版(DSM-IV-TR)の全訳。

以下、【精神疾患の診断・統計マニュアル】,《医学書院》 から引用

 注意欠陥・多動性障害の診断

(1)か(2)のどちらか

(1)以下の不注意の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6カ月以上続いたことがあり、その程度は不適応的で、発達の水準に相応しないもの
  1. 学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意することができない、または不注意な過ちを犯す。
  2. 課題または遊びの活動で注意を持続することがしばしば困難である。
  3. 直接話しかけられた時にしばしば聞いていないように見える
  4. しばしば指示に従えず、学業、用事、または職場での義務をやり遂げることができない(反抗的な行動または指示を理解できないためでなく)。
  5. 課題や活動を順序立てることがしばしば困難である。
  6. (学業や宿題のような)精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしば避ける、嫌う、またはいやいや行う。
  7. (例えばおもちゃ、学校の問題、鉛筆、本、道具など)課題や活動に必要なものをしばしばなくす。
  8. しばしば外からの刺激によって容易に注意をそらされる。
  9. しばしば毎日の活動を忘れてしまう。

(1)以下の多動性−衝動性の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6カ月以上続いたことがあり、その程度は不適応的で、発達の水準に相応しないもの
  1. しばしば手足をそわそわと動かし、または椅子の上でもじもじする。
  2. しばしば教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れる。
  3. しばしば、不適切な状況で、余計に走り回ったり高い所へ上ったりする(青年または成人では落ち着かない感じの自覚のみに限られるかもしれない)。
  4. しばしば静かに静かに遊んだり余暇活動につくことができない。
  5. しばしば《じっとしていない》またはまるで《エンジンで動かされているように》行動する。
  6. しばしばしゃべりすぎる。
  7. しばしば質問が終わる前に出し抜けに答えてしまう。
  8. しばしば順番を待つことが困難である。
  9. しばしば他人を妨害し、邪魔する(例えば、会話やゲームに干渉する)。
多動性−衝動性または不注意の症状のいくつかが7歳未満に存在し、障害を引き起こしている。

これらの症状による障害が2つ以上の状況において(例えば、学校と家庭)存在する。

社会的、学業的または職業的機能において、臨床的に著しい障害が存在するという明確な証拠が存在しなければならない。

その症状は広汎性発達障害、精神分裂症、またはその他の精神病障害の経過中にのみ起こるものではなく、他の精神疾患(例えば、気分障害、不安障害、解離性障害、または人格障害)ではうまく説明されない。

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